頂き物

聞き覚えのある声に促されて出てみると懐かしいNaさんの笑顔
　　　あら、おはようございます　ご無沙汰してごめんなさい
　　　いや、いや、こちらこそ、少しだけど・・・
　　　あら、いつもの？嬉しい！有難う
大好きな干し芋の一包み、好物なのに　いつも横目で素通りしている私、
それを察してか例年頂いて・・・
いながらにして好物を手に出来るシアワセ、
忙しげに踵を返して・・・車で奥様がおまちだろう、

いつもながらのいただきものに　舌舐めずり、早速一つ、パクリ！
あぁ、懐かしい味、幼いころの母との会話まで思いだされて　熱いものがこみ上げる
冷え込んだ空気が解けたような一瞬、