文箱
近年持ち出すことがめっきり減った文箱を久しぶりに明けて残暑見舞いを書く事に、
メールで事足りる近来ペンを持つこと、ましてや筆を持つことなどからは
すっかり遠のいて 自らを蔑んでいる、
顔なじみの郵便配達のお兄ちゃんが
”暑中見舞いの葉書いかがですか? と 断るのもいかがかと少しだけ買った、
思い立って、もと彼、もとかの、もとフレ、に、
そうそう大事なひとにも 書こう~
文箱から取り出した住所録、斜線で消された数の増えたこと、
寂しくなった、つっ,かっ、と通じた人たちがみんな逝ッちゃったぁ~
せめて生きてるうちは便りをしよう、と心新たに・・・
あっ、郵便屋さんが
これお願いできる? 暑中見舞いをポストがわりに頼んで
ハイハイ、この間は有難うございました お預かりしました と、シッカリ鞄に。
ポストまで行かなくて済んだ・・・と最敬礼、
"
月下美人が 片瀬の夕景が、つゆ草が
空を飛んで 明日にはそれぞれのお手許に届くだろう・・・
Iさんが誘ってくれたが外出も億劫で(こんな筈じゅ無かったのに)お断り、残念!
刺身が、中トロが 眼に浮かぶ、元気でいなくっちゃぁ・・・ねぇ
避難の指示があった昨日に引き換え青空、白い雲が飛ぶように流れてる、
風も気持ちいいほど、豆腐屋の笛の音が響く夕方、嵐は何処へ・・・
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コメント
親切な郵便屋さん、というより買ってあげたさえさまが親切ですね
。
投稿: まゆクー | 2017年9月16日 (土) 01時18分
まゆさま
添付で済むこの頃 書くのは少なくなりました
投稿: さえ | 2017年9月16日 (土) 19時25分