健さんの事
私達が そのことを知らされてから八日も経ってしまった
それでもテレビには毎日何処かに 今日もまた その人の名前が、
それは悲しいことに、”追悼”と言う文字を添えて・・・ではあるが
黄色いハンカチが空にはためいてそれは見るもの誰の目にも深い感慨があった筈、
雪の八甲田、ポッポ屋に流れたテネシーワルツ、、そして最後になった ”あなたへ”
共演の人達もまさかそれが最後になろうとは思ってもいなかっただろう、
どの画面を見てもそのひととなりが映し出されて引き込まれてしまう
どうして死んだの?なぜ黙って逝ってしまったの、?こんなに早く・・・
いきることは修行、悔いなし、残された言葉の爽やかで、この上なく重みがあること、
改めて彼の人となりが偲ばれる、
今までこんなに惜しまれた俳優が居ただろうか、派手なすごしかたを
誇らしげにひけらかす人のおおいこの世、
おごらず、威張らず、優しくて 強くって、あぁ、もう一度逢いたかった、
今は亡き息子とのささやかなご縁が私の胸を締め付ける、
ミ~ハ~だなんて思わないで、本当に男の中の男なんだから、
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信玄餅
ピンポ~ン、ハイッ、出てみると新聞配達のお兄ちゃん、
あらっ、如何したの、連休楽しかった?
あの~、これ少しですけど・・・と恥ずかしげに差し出す手に信玄餅が二つ、
箱入りでもない、包装もされていない 信玄餅二つ、
私は 息を飲む思いで彼を見つめた
うれしいわぁ! ありがと、ありがと、言葉にならないものがこみあげて・・・
決して豊かな生活ではないだろうに、こんなにお土産 だって・・・
彼は山梨の実家へ連休を利用していくと聞いてはいたが・・・
無骨な手にのせられたそれはどんな立派なお菓子よりも輝いていた、
A君ありがとう!

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銀杏
銀杏を見たくて夕方の散歩、
雲がかった空に目をやりながら寒くなったわぁ~、
ゲートボールのグループが楽しげに、
あぁ、未だだわ、日当たりのいいところだけ僅か色づいているが、
もう 2,3日かな?折角だからとパチパチ、
風もないのに何となく寒い、早く帰ろう、風邪ひかないうちに、


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優勝
白鵬が優勝、すごい!32回目だって、
あの大鵬の記録に追いついたんだもの、すごい!
恒例の優勝力士のインタービュでの言葉がまた素晴らしかった、
嬉しさを噛みしめながら、頬をつたう熱いもの、今までの優勝には見られなかったそれがにじみ出ていて見ているものまで感激!
本割で決めたいと思ったに違いないあのとり口、留まるところをしらない身の動き、
後へ引かない勢い、機敏さを惜しげなく発揮して、素早い相撲であった、
土俵下へ落ちる相手、彼は軽々と飛んで、瞬間、和らぐ頬、やった~!と思ったに違いない、
角界の父と仰ぐ大鵬の記録に追いついたんだから、そうに違いない、
横綱相撲であった、
翌日のインタービュも立派!
白い着物がよく似合って、おそらくこの時の為によういしたのであろう、
それは一番一番の白星を語るかのように白く輝いて美しかった、
奢る素振りはひとひらも見えず、むしろ控えめに、小さな口元に喜びをかみしめながら
多分 報告する事の出来ない大鵬への思いが籠っているのであろう、
彼は自らこれからは一つや二つ勝てないかもしれないが 頑張っていきたいと、謙遜、
そんなこと言わずに ず~っとず~っと勝ち続けて、私たちを驚かせて、
嬉しがらせて、
両国育ちで 子供のころから相撲界に関心のあった私は彼の心の内が手にとる様に
理解できるのである、
彼の属する宮城野部屋には少なからぬ関わりがあるからであろうか、
この思いは・・・、
来場所もその姿をみたいものだ、優勝杯を抱く姿を、
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ゴルフでは 松山秀樹が優勝した、

追いつ追われつの戦いでもあったが 20歳という若さであの優勝
誰もが固唾を飲んで最後のパットを見ていたに違いない
プレーオフというストレスを見事にしのいで よかった~
副賞のベンツがよく似合うであろう若人の笑顔が目にしみる
テニスでも錦織圭が活躍
、
優勝こそ逃したが それに匹敵するほどの輝く活躍、
ことしは ”優勝記念の年” 
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