稲村ケ崎
秋は夕暮れ…と枕草子にもあるではないか、なんと言っても
夕暮れの美しさは秋が一番、
真っ赤な夕陽が西に沈んでゆく様子を名残り惜しいと思うのは私だけであろうか、
此処稲村ケ崎の海岸には夏の去った静けさ、子供たちが三々五々楽しげ、
波のうねりが僅かにしぶきをあげて・・・波の姿は片瀬が勝るなんて
思いながら夕陽の動きに目をやる
厚い雲は晴れそうにもない、富士が見えればなぁ・・・
夕闇が迫って空には珍しいふた筋の雲が立ちあがり、
海岸沿いの道にはテールランプの行列が 江の島へ向かうのであろうか
どんな夢を乗せているのだろう・・・
急に肌寒い風が頬に、 思わず襟を立てて、
お寒くありませんか?あなたこそ大丈夫ですか?
なんて言い交わしながらそろそろ帰りしたく、夕闇は足早に迫ってくるようだ、
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コメント
雲の形がいきもののようで、すごい幻想的な写真ですね。
投稿: まゆクー | 2014年10月 2日 (木) 02時59分
まゆさま
先輩に誘われてお供、富士が見えなくて残念でしたが 雲がすてきでした、夕焼けっていいですねぇ
投稿: さえ | 2014年10月 2日 (木) 08時27分