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2013年2月26日 (火)

つるし雛

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鎌倉古民家ミュージアムへ”お雛様と吊るし飾り展”を見に行った、
古民家と言うだけあっていかにもそれらしい雰囲気が漂い、
柱、壁、障子の桟、みんな古びているのに綺麗、手入れが行き届いているからだろう、
その中にひと際目をひく雛人形、あでやかに 彩られたそれらはどれをとっても見る者の心をくすぐる
古びていて煌びやかではないが美しい、静かなたたずまいの部屋に生きたようにさえ見える雛たち、何年も いいや何十年もたっているのに、古臭くないのは私たちの記憶の中には可愛い、美しい、懐かしい、思い出がいっぱい詰まっているからに違いない、

子供の頃の雛の日、白酒、雛あられ、母思い入れの五目ずし、招いたり招かれたり、大忙しだった桃の節句、
そんなことを思いながら次は”かまくら陶芸館”へ、
此処は陶器でできた雛人形のユニークな姿が見る者を驚かせる、
雛人形のようにあでやかではないが それなりに親しみを感じるのは作者の感性がにじみ出ているからだろうか、

帰途、彼女の推薦で”二楽荘”へ、多くの政治家、 鎌倉文士達が愛したという中国料理店と聞きはやくも舌舐めづり?
文豪川端康成、大仏次郎ゆかりの ”花シューマイ”は格別の味、それにあやかって彼女心遣いのお土産に、
日陰茶屋で名物の大福、時季の桜餅を買い、井の上ではんぺんを買い二人とも
意気揚々(?)
藤沢に着いたら お茶にしましょう、と”麻布茶屋”へ (
私は初めて、彼女いわく日本茶が美味しいのよと)
はちきれそうな腹加減なのにあんみつを、 
よく入るわねぇ・・・二人でお茶が美味しい、なんて何回もお代り

(店員の目を気にしながら・
・・)

楽しかったぁ~~美味しかった、久しぶりの休日、沢山の思いやりに触れた雛の日。来年もまたね

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                    古 民 家 の 中 庭
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コメント

さえさま

一足先にお雛祭りですね。早いものです。早春の訪れを感じますね。素敵です(*^_^*)

投稿: keichan | 2013年2月28日 (木) 19時37分

keichan さま
ご覧下さってうれしい!
女っていくつになってもお雛様がきになるものの一つだと思居ませんか、私は3/2日が母の命日なので悲喜交々です、必ずと言っていいほど五目ずしを作ります、母の味を思い出しながら、

投稿: さえ | 2013年3月 1日 (金) 08時13分

二楽荘、以前の勤め先では、毎年そこで歓迎会でした。懐かしいです。

つるし雛いいですね~

投稿: まゆクー | 2013年3月 2日 (土) 00時51分

中華の味も様々で これが日本人向きなのかなぁというのが実感でした 私は横浜育ちなので最近の中華の広がりに疑問を持つこともしばしば、
でも味は個人差がありますから、
雛人形は幼いころに還った感じでした

投稿: さえ | 2013年3月 2日 (土) 09時37分

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