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2012年7月14日 (土)

女人平家

念願かなって久しぶりに Oz先生の文学講座を受講した

”女人平家の哀歓”と言う課題であった、
     祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり、
     沙羅双樹の花の色・・・・
その沙羅双樹に魅せられて京都から若木を持ち帰りわが庭へ、
月日と共にそれは見上げるほどに育って今ではわが庭に欠かせない花木の
一つになっている、

白い小さなその花はいかにも平家の女人たちの哀れを含んでいるかのように見えて
ならない、
京都妙心院の庭の沙羅双樹はたった一本ながら、大木で根元に散り敷いていた白い花の美しさは
今でも私の眼に焼き付いている

寂光院への静まりかえった道、健礼門院徳子の生涯を聞くたびに、三千院から続くひそやかなあの風景は私の心を揺さぶってならない、
彼女は御幸された後白河法皇をどんな思いで迎えただろうか、察するに余りある、

祇王の、小督の、横笛の、袈裟御前の潔さも、数え切れない哀れと心意気がしのばれて読む者に涙を与えずにはおかないだろう。

ともすると 源氏の世になってからの猛々しい物語に目を向けることが多いと思うが
残された世の者たちの心を揺さぶるのは平家物語のあわれではないだろうか・・・

いにしえの栄華の色もむなしく絶えていく、それはあまりにもうつろではないだろうか 
壇の浦の悲痛な最後は・・・
諸行無常の響きであろうか・・・春の夜の夢であろうか・・・

忽ち2時間が過ぎて語り足りなさをおっしゃりながら懐かしい名調子は終わった。
口々に再会を願いながら夕暮れの街へ、
風は相変わらず吹きまくり 空はどんより曇り空であった。

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コメント

勉強熱心ですね。脱帽!

投稿: まゆクー | 2012年7月19日 (木) 02時36分

まゆさま
恐れ入ります、
無学な私はそれを少しでも補いたくて
都合のつくとき,もの には参加をと心がけていますが・・・血の巡りが悪くて何をやっても苦労です、平家物語には格別の執着があって手元から資料がはなれません、
書作でも苦労しましたっけ。

投稿: furufuru | 2012年7月19日 (木) 10時08分

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