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2012年3月 2日 (金)

宵節句

悲しい、悲しい宵節句、 ず~っと昔の事だけど 
私には つい 昨日の事のように思われる、

忘れようとしても忘れられない悲しい日
やさしかった母の命日・・・それがその夜なのだ、

色の白い、髪の毛の豊かな人だった、
丸髷の手柄はいつも水浅黄のしぼりであった

その夜、私は飾ってあった雛人形をかたさなくてはならなかった、
大人たちは決められた葬儀への準備で大わらはであった

8段飾りの雛人形は私の自慢の宝物だった
溢れる涙を抑えながら一つ一つ薄がみにくるんでしまっていく、
内裏様も 三人官女も ひとつひとつ・・・涙と共に・・・

あの時の悲しさは今もはっきり能裏に焼き付いている。
何十年も経っているのに・・・

来年も巡り合えるのだろうか・・・

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