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2011年9月28日 (水)

彼岸花紀行

Hinatayakusi_dsc_0354日本晴れの一日、日向薬師へお供した。

まだ見ぬ土地への期待感がウキウキさせた。

到着すると一面の彼岸花、三々五々連れだった人たちが結構いるのに驚き。

これが里の風景というのだろうか、稲の刈り取られた後、稲穂を束ねて干してある、
Hinatayakusi_dsc_0461Hinatayakusi_dsc_0436 昔よく見た風景に ノスタルジーみたいなものがよみがえって・・・

道端にも木の根っこにも彼岸花が群がって咲いている、人工のものでない素朴さに
心はすっかり長閑。
Hinatayakusi_dsc_0421Hinatayakusi_dsc_0411    あらっ、栗だわ、栗が落ちてる~、
   うわ~、あそこにも・・・
 
 
そんな声に辺りを見ると栗の木に弾けそうな栗の実が、慌ててパチリ!

Hinatayakusi_dsc_0405Hinatayakusi_dsc_0383 途中の小さな売店で買った草団子、甘くてやわらかくて美味しい。
頬ばいりながらあぜ道を歩く、足元がおぼつかない、足の故障がなおったばかりだから・・・
       あぁ、撮らなくっちゃぁ    、気を取り直して構える、
Hinatayakusi_dsc_0371Hinatayakusi_dsc_0499アドバイスに耳を傾けながら眼は被写体を探す、やたらにパチパチやる私に 
   ほら、これ綺麗ですよ、   
   これが里の秋ですよ~、
   稲穂のほしたのもいいねぇ・・・あの藁がいいねぇ、
   絵になるねぇ

Hinatayakusi_tyou2_0490_2  都会育ちの私でもなつかしく感じるのは日本人だからだろうか、まさに里の秋、
日頃教わっている画像の選び方を思い出し、アドバイスを頼りに・・・何枚撮っただろうか、

気がついたらお昼間近、帰りの車の中
    お昼どこにしましょうかぁ     
なんて迷っているうちに
藤沢に着いてしまった、近くのYaレストラン へ、サーロインステーキ  で空腹を満たし 我が家まで送って頂く、3時  を回っていた、

空は限りなく晴れて今日一日つつがなく楽しめた、
あとはカメラの中身を確かめるだけ、いいものが撮れているといいが・・・

アドバイスを頼りの”彼岸花撮影の一日”であった。

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2011年9月26日 (月)

彼岸も終わり

    この子の可愛さ限りなし 天にたとえて 星の数
     山じゃ 木の数 萱の数 七里ガ浜では 砂の数

こんな言葉を書いてくれたA・hさん、
子供のいないAさん夫妻は 息子を我が子のように可愛がってくれた。

息子の弾くピアノの音に笑顔で拍手を贈って励ましてくれたり、
旅先からは必ず息子にとお土産を届けてくれたりした、
カレーライスを作ると(
息子はカレーライスが好物であった
必ず私たち親子を呼んでくれたりもした。

ご商売がら季節ごとに作る 手染めの風呂敷や 手拭いの趣は
上品であったり、時にはおしゃれであったりして
私達仲良し仲間はいつも楽しみにしていたものだ。

年の暮も押し詰まったある日、   
     
     クリスマスには何が欲しい?   なんて言われると息子はすかさず
     カメラ!
その頃 写真クラブに入っていた息子は私にねだっていた

驚いた私は 慌てて息子をたしなめた。(それはあまりにも高価だったので)
そんなやり取りが当たり前のようなつき合いであった。 

それから間もなく
     
     これはどうだろう?     と言って

見せてくれたのは 藍の手拭いに染められた さきの言葉であった。
それが 私が手にした 彼の創作染めの最後になろうとは・・・

あれから何年経っただろうか、 
私が住み慣れた横浜を離れて ここ七里ガ浜近くに住む事になろうとは・・・
誰が知っていただろう? 彼にはそんな予感があったのだろうか?

今年の彼岸も終わろうとしている、
カメラは買って貰えただろうか?今年はどんな染めができただろうか?

時の流れは早く 思い出はゆっくりと・・・いつまでも消えない。

雨の鎌倉霊園は人影も少なく、周りはすっかり霧に包まれて
線香の煙だけが静かに立ち上がっていった。

Img_9832 Img_9831 Img_9830

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山下公園にて

9月24日

Fuyoudsc_0250Fuyoudsc_0261_2絵にかいたような秋晴れ、3時,噴水前集合。

みんな手際よく三脚を仕立て準備万端、
いざ出発!
Naさんが欠席で 私はまごつくばかり、Oさんに助けられて後に続く 
Fuyoudsc_0272 Fuyoudsc_0275

何処がいいのだろう?カモメが数羽乱れ飛ぶ、なかな か 視野に入ってくれない、
Oさんのアドバイスで海面のさざ波に
目を向ける

Fuyoudsc_0304    これがいいのかなぁ?    指示にFuyoudsc_0279_2従って数枚、パチリパチリ!
でもとてもへんてこ?

周りを見ると誰もいない、
   あれれっ、大変、迷子になっちゃう、   
 三脚を肩
Fuyoudsc_0323 Fuyoudsc_0340 に速足、
誰かが
    
スカイツリーがみえる~~  
    えっ、まさかぁ~、
    ほらほら あの赤灯台の右だよ~

Fuyoudsc_0342Fuyoudsc_0347 よーく見るとな~るほど、遠くかすかに塔の姿が・・・
    みえた みえたわ ここからでもみえる        のねぇ・・・感嘆の声。
さぁ、遅れないように、遅れないように、又三脚をかついでエッサ,エッサ、!

やっと追い付いてヤレヤレ、U先生のご指示で観覧車をセット。
時を刻むように色の変わる観覧車、水辺に色が揺れる、
   あっ、緑!あれっ、かわったぁ、赤が綺麗ねぇ、  誰かの賑やかな声。
花火みたいな光の移り変わり その度にざわめきが起こる。

つけたばかりの”リモードコード”が誠に具合がいい、かねてからのあこがれであった
ちょっと見は達人みたいだから

夕影が辺りに迫って ビルの壁に夕陽がキラキラ 帆の張られていない日本丸、
周りのビルにも灯りがともり、人影は何を話しているのだろう・・・、

Yoさんのご指示があって撮影会は終り。辺りはすっかり暗くなって・・・

さぁ、次なる目的は・・・勿論・・・ 
生ビール、焼酎の水割り、飲めないものはウーロン茶(
味気ない事)次々運ばれる
おつまみがすきっぱらに嬉しい、私はピザを注文、(
それ一人で食べるのと言われて
よせばよかったぁ、みんなでつまむと思っていたのに・・初めての参加は勝手がわからず・・・後悔しきり、)

酔いも回ってお腹も膨れて、普段は聞けない冗談に笑いが広がる、
忽ち 8時になってしまった。O さんの音頭で一本締め。
お支払いは 男性3000円、女性1500円、

外に出ると ほろ酔いの頬に夜の風が心地いい 

私にとってはやっと終わった難行苦行、楽しめるのは何時の事か?前途多難。

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2011年9月25日 (日)

嬉しい!、頂き物

Img_9824
 おはよう!
元気な声の主はお向かいのMuさん。

  秋の実りよ、嵐で傷んでしまったけど・・・

差し出された両手に余る柿、

Img_9821   まぁ~嬉しい!柿大好きなの!

有り難く押し頂いて 一枝仏壇へ。


  お届けもので~す!

また違った声、
Hiさんからのブドウであった、毎年のことながら

Img_9827 みずみずしい濃い紫の一粒、一粒、早速ひとつ、パクリ!
あま~いものが口中に広がって・・・
 
    あぁ、幸せ!

  おはよう!

また違った声、お隣のKiさん、
  
  この間 ご馳走さま、あり合わせだけど・・・といって

シーフードの缶詰。
  
  あら、嬉しいは・・・生野菜と一緒に・・・おいしいのよ~

2,3日前に差し上げた五目ずしのお返し。

今日は頂き物ラッシュッ

  こいつは朝から縁起がいい ひとり悦にいる私 

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2011年9月18日 (日)

2カ月ぶりに

2カ月ぶりに写真クラブの例会に出席、Oさんのご好意で送り迎えつき

秋からの展覧会に向けての指示が目白押し、出品作品の選別やら、
額装の注意やら、当番やら 決められたレールにのってことが運ぶ、私は唯言われるままに。
どうにかなるだろうと会長に寄りかかっている自分に??)

Img_9820 SEさんが前回の欠席に心を遣ってくださったのは嬉しい限り。
奥様からとおっしゃって手作りのお菓子を頂き感激
他の人からは何一つの言葉もないのは、寂しいような、ホッとしたような妙な気持ち。
それほど親しくないのもわずらわしくなくていいかも・・・なんて割り切って私もこの線で行こう・・・と腹をくくったが、今までの私の生き方とは大きな違い

Naさんが古希を迎えられたと聞き、お祝いに雛の句を扇面仕立てで差し上げた。
果たして喜んで下さるだろうか?
会も終わり頃、夕景の撮影にカメラをセットして頂き 
   

    これでよし!半分はできたようなもの! あとは腕次第。  

とカラ自信(?)

久しぶりの外出が 心配であったがどうやら無事に済んでほっと一息。
明日の体調が”快”であることを祈るばかり

思いやりの嬉しさと 無関心の味気なさを同時に味わった一日であった。

夕方なのに暑さは一入、涼風が待たれる。

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2011年9月14日 (水)

やっぱり駄目か~

昨日、眼科  の診察を受けに出かけた、
体調を崩して2週間余り閉じこもっていたが、
眼科の検診も気になっていたのでやむを得ず出かけたのだった。

診察はスムースに済んでヤレヤレ、
滞っていた買い物もどうにかすませて無事に帰宅、
多少の疲労はあったが、ま、久しぶりだから 一晩寝れば元気になれると思っていた。

ところが今朝、寝ざめの悪さに あれゝ??
いつものようにベッドてwarming up
シブシブ起きだしたが、気力が湧かない、

朝日が眩しい、秋風が心地いい、しかし、何も出来ずにだら~ん、
やっとのことでコーヒー  だけ。食欲なし、(
珍しい事

昨日の疲労が抜けないのだろうか?情けない事になったとわが身を憐れむばかり。

何かいい方法はないものか・・・食欲が湧かないし、世も終わりか?な。

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2011年9月13日 (火)

白内障その後

白内障手術を受けてから半年が過ぎた。

術後一週間後の検診が、二週間後に、一ヶ月後になり、
さらに今日は
    今度は一ヵ月半後にね、  とのこと。
検診といっても何もせずに唯電気を当てて御覧になるだけ、
それでもまだ通院する必要があるのだろうか、疑問、疑問、
視力を検査しても眼鏡へのご指示はない。
(好都合なことに20年ぐらい前に作った眼鏡で今のところ間に合っているから
いいけれど・・・

    ま、いいかぁ、どうせ暇だから・・・  なんて私自身もいい加減。

足の故障で外出を控えていて、久しぶりの”おでかけ”だった。
目につくものがみんな欲しい、手いっぱいの荷物に半ば反省しつつ
最後にビッグカメラでカラーを買い、SUICA  の書き換えを済ませ、
久しぶりの”お買い物ツアー”は幕。

タクシーをおりてやっと我が家へ、
庭先の秋海どうが秘かに、さるすべりはこの暑さにも負けずしたたかに
咲き誇っている。

我が家の”秋の入り口” とでも言うのだろうか、あぁ、疲れたぁ~。

Dsc_0234 Dsc_0236 Img_9729_2 Dsc_0225 

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2011年9月12日 (月)

粋芙蓉

Fuyoudsc_0220_4酔芙蓉が咲き始めて何日たつだろう、
体調の悪さを言い訳のように何かと先送りしてしまう自分を反省しつつ 

    今日こそは   

 芙蓉に目を向けた。

彼女たちは相変わらず白く、優しく微笑んで、・・・
朝九時であ
Fuyoudsc_0231_3 Fuyoudsc_0240_4 った。

秋とは名ばかり 汗ばむような陽ざしを恨めしく思いながら・・・お昼ごろになった、
ほろ酔いを思わせる ピンクの花びらが秋の陽にはえて、乙
Ggekkabizinndsc_0219 女心を思わせる、

心なしか秋風を感じて・・・4時になってしまった
    
    彼女たちはいかがかな?  と、

すっかり酔いが回って桃色を増した花びらは秋の風に身を任せていた。

Ggekkabizinndsc_0227 Ggekkabizinndsc_0238     あ~らぁ もう酔ったの 

誰にともなく呟いて 

今年も酔芙蓉の揺れる花びらに乾杯。 

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2011年9月11日 (日)

さんま

Img_9814    岩手からのさんまよ 

元気な声と共にお隣からさんまが届いた。

肥っていて、見るからに油がのっていそう、
魚好きの私は 急遽献立変更
今夜は一匹を塩焼きに
後の一匹は味噌漬けに・・・
これで明日の夕飯はOK
N・kさんから頂いたカボスがぴったんこ 

白いご飯に、さんまの塩焼き、カボスをいっぱい絞って・・・
つけごろのなすのお新香の紫が綺麗、
簡素だけど くださった方々のご好意が加わって最高の夕飯 

あぁ、美味しかった  ご馳走さま 

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2011年9月 8日 (木)

ブドウ

Img_9812 K・kさんからブドウを頂いた。
戸塚からわざわざ届けてくださって・・・感激。
つい先日新鮮野菜を沢山いただいたばかり
なのに、
  
   この間のブドウは美味しくなかった
   でしょ?
   これはたった今、山梨から届いたばかりなんですよ
   召し上がってくださいネ。

なにやら聞きなれない品名をおっしゃっていたが
私が解ったのは巨峰だけ、
  Img_9810  
名前なんかどうでもいいわ、おいしければ・・・
持ち前の食いしん坊がムクムク、
早速一つぱくり!

舌に滲むあまさ、ジューシー
スーパーで買ったのとは
全く違う美味しさ、新鮮さ、
生き返ったように喜ぶ私。

彼女はフルーツの香りと笑顔を残して忙しげに踵を返して行った。

Kさん、度々ありがとう 
   

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2011年9月 6日 (火)

宝の山

お稽古をおえて帰ったばかりのKさんが戻っていらした、
   
   どうしたの?忘れ物?  たてつづけに話しかける私、
   いいえ~          ニコニコ顔のKさんが

大きな袋を抱えて、
   
   先生、お買い物不便でしょ、
   通りがかりの八百屋さんによったので・・・
 と野菜をひと抱え、

   まぁ、嬉しい!こんなに?あら、ぶどうも??
   お食後にネ

大根、きゅうり、小松菜、ほうれんそう、キャベツ、それにブドウまで。
新鮮野菜の山、いいえ、今の私には宝の山、どれもこれも身近なものなのに
ダウンして以来お目にかからなかったものが目の前に、

   ありがとう、ありがとう、これで当分しのげるわ
   無くなる頃又来ますから・・・ (
彼女に花丸あげなくっちゃ~

彼女は優しい言葉と車の響きを残して去って行った。

Img_9783

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2011年9月 5日 (月)

やっぱり、駄目か~

足が故障してから 2週間近くがたった。

家の中はどうにか動ける様になったので、
避けられない用事を済ませる必要もあって駅前まで出かけた。

いつもの道をゆっくりゆっくり、何人もの人が私を追い越していく 何でもなかった坂道はさすがに手応えがあってふ~ふ~。

用事をすませての帰途、
空っぽになった野菜室を思い出しスーパーに立ち寄る。
あれも、これもと必要なものばかり、
    だが待てよ!
病み上がりの身には重すぎるものばかり、
諦めて キャベツ一つ、ちくわ2本、パン一つ(
とても自分では焼く気にならない
肉類は在庫ありで・・・これくらいにしておこう、
果物もほしいけど・・・ジュースが あるからあれで我慢しておこう、
もうそれだけで手いっぱい、肩にずっしり重い、駅前のタクシー乗り場は空っぽ、
やむなくスロースローで家路に。

休み休みの道中、たどりついた我が家の玄関でガックリ
尻もちこそつかなっかったがまず腰をおろして一息。

足に痛みはないようだが体全体の力が抜けたよう。
まだ出歩くのは無理らしい、目前に迫った予定をどうしたらいいだろう、

ザ~っと 驟雨が、
   ウワ~ッ、大変、大変、!  雨戸を閉めて 
   あぁ・・・しんど!気まぐれ天気めっ、!

今夜は また眠れぬ夜になりそうだ

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2011年9月 1日 (木)

冷ややっこ

冷ややっこ”がこれほど美味しく、嬉しく感じたのは初めて。

何日も冷凍された食品に手を加えて済ませていた私には久しぶりの 新鮮食品

茗荷、鰹節、醤油の味が、香りが 嬉しい!
真っ白いホカホカご飯に紫がきれいな なすの漬物、ピンクが可愛い甘酢の生姜、
なすのしぎ焼き(
なすは豊作?で)魚を焼くつもりだったがや~めた、(足が気になって
素朴だけど今の私には嬉しいご馳走の夕飯。だって冷凍ではないんだもの。

何日も貼り続けた膏薬のせいで皮膚が真っ赤に腫れ、
痛痒いので今日は貼るのを中止、炎症止めの塗り薬をべたべた、
見るも無残な我が足に憐れさえ感じて…
幸い 痛みも 不可思議な足首の動きも大分薄らいでこの調子なら
明日は朝散ができるかなと微かな望みをかけている。

神様!良い目覚めでありますように

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