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2010年7月10日 (土)

悲しくてうれしくて

それは あの子が逝ってから全く初めての事だが、その日は体調がめちゃめちゃに悪くて出かけることができなかった、翌日は稽古日で出られずやむなく今日の墓参りとなってしまった。(ごめんね、規ちゃん
暑い陽ざしの中 あの子に逢えるのだ との思いから墓地への坂道も今日は
すいすい

あれっ、間違えたかな?見慣れた墓石の前に真新しい花が供えてあるではないか・・・
誰かしら??彼女かな?彼かな?あの子も忘れてはいないはずの顔が浮かぶ、
わけもなく熱いものがこみ上げてきて・・・それはやがて音もなく足元に落ちて行った、
埋め込まれたタイルの上に・・・(それは彼女がヨーロッパから買ってきたものであった

覚えていてくれたんだわ、嬉しさと悲しさが絡み合ってそれは熱い涙に変っていった
人気のない墓地に立った私は三十何年も前のその日を思い出していた、

逝ったその夜はひどい風が吹いていた、土曜日であった、納骨の日も風に悩まされながら残りの夏の陽ざしの中でトルコキキョウの紫がゆれ、ヒマワリの花は何故か俯いていた、
立ち会った人々は底知れない悲しみをそれぞれの胸に・・石の下に納められていくあの子への思いを抱えて・・・
なんとも悲しい時が流れた。風が強かった・・・悲しかった・・・これでお別れだもの・・・と誰もが感じていたに違いない。規ちゃ~ん!さよなら!
言葉にならない言葉になって・・・

今日も風が強い、土曜日だし、何故かいつもの墓参りと違う・・・
規ちゃん、ママはね、辛いけどなんとか生きているわ、もう少し見守っていてね
線香の煙が静かに流れて悲しみの時を刻んでいく 暑い陽ざしの中の悲しいひと時。

悲しみの消えきらないバス停からの道、芝生の手入れ中のSさんに逢った、
トマト、ジャガイモを頂き、”重いかしら?慾と二人連れだから大丈夫”なんて笑い声をかわしながら足早に我が家へ。時計は4時をさしていた。

歩数計は蒲原をとっくに過ぎて由比まで3・6 キロですって、
さぁ明日からまた元気で行こう。

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コメント

息子さんに先立たれ何と無常な事が起こるのかとSさんの悲しみが伝わって来ます。
息子さんはお母様を見守って下さってるでしょう。寂しいでしょうが好奇心旺盛なSさん乗り切って下さいませ   (合掌)

16日~18日まで兄の法事で秋田県横手に帰って来ます。3年ぶりの帰郷になります。
実家に帰っても父母はなく淋しい限りですがお墓参りをして近況報告でもして手を合わせて来ます。。。

梅雨もそろそろ終わりそうですがぎらぎらの暑い夏いやになります****

投稿: 郡 | 2010年7月13日 (火) 07時23分

コメントありがとうございます。
悲しみがいつまでたっても消えなくて…だらしがないことです。
秋田ですの?東北をあまり知らない私にはうらやましいような気がします、でも実家があるのっていいですねぇ、私は親も兄弟もなくなりました、肉親の縁に薄いんです。
気をつけていっていらしてください、いい絵の材料を仕入れていらしてね、おみやげ話楽しみにしています。

投稿: furufuru | 2010年7月13日 (火) 08時50分

またその日がやってきたのですね。

毎年色々な想いを抱えてのお参りでしょう。

今年は体調もすぐれなかったとのこと。息子さんも無理をなさらないようにと気遣っていらっしゃるのでは・・・

心よりご冥福をお祈りいたます。

P.S.1つめのコメント、実名(ちょっと違いますが)が入っているので、もしお知り合いなら、ネット上には実名を出さない方がいいのでとお断りして、Sさんに変えさせていただいてはいかがでしょう?

投稿: まゆクー | 2010年7月15日 (木) 00時32分

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