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2010年1月28日 (木)

湯たんぽ

私は湯たんぽが好き 毎日お世話になっているのに袋を買わないであり合わせのタオルに包みスーパーの袋に入れて間に合わせていたが一念発起してその入れ物を作ることにした。(NHKの番組に刺激されたのかもしれない

005 手芸の際にできる捨てるに捨てられない端切れを 製図もせず物差しもあてず ただ漠然と(色も柄も思いつくままに)縫い合わせただけだが どうにか袋らしくでき上った。かれこれ三日もかかってしまった。
よみがえった布たちを見ながら ”だから捨てられないのよねぇ”と自分に話しかけながら三日間を振り返る、でももっとさきにすることあったかもしれいま、いいかぁこれはこれで一つ纏まったし・・なんて自らを慰めてそっと撫でてみた。タオルよりいいわよね
誰に言うともなく呟いて…

永いこと箱の隅に眠っていた端切れたちが日の目を見ることになって
かすかな喜びを味わっている。

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2010年1月26日 (火)

感謝と喜びと

今年になって嬉しことがあった。

おそらくそ~っと歩み寄ったであろうその人は
  「敷居が高くて伺えませんでしたがやっぱり先生のことが忘れられなくて・・・又教えていた  だけますか?」
と深く頭を下げた、その時私の頭の中を彼女に抱いていた数々のことが駆け巡ってある種の戸惑いが・・・と同時に師匠から言われた事がさっと閃いて
  「いいわよ どうぞいらっしゃい」と言ってしまった。
何年か前、”再び戻ってくるような魅力を持った教え手になれ” と師匠に言われたのを思い出したからである。
はたして彼女がそんな魅力を感じていてくれているかどうかは聞いてもみないが 何であれ再び訪ねてくれたことへの感謝は持って瞑すべし・・・と思っている。

今日も彼女は2年間の空白を埋めるかのように真剣に筆を運んでいた、私も共に朱の筆を持ちながら・・
筆を持てる幸せ、師匠への感謝、そして喜びが胸いっぱいにひろがっていた。

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2010年1月22日 (金)

けやき塾館外学習

001けやき塾館外学習でとらやの見学に。(かの有名なとらやですよぉ・・・)昨日にひきかえ今朝の寒さに指先が凍えそう。バス停には人影もない。怪しげな雲が広がる、風も冷たい。

全員そろって さぁ出発、案ずるほどの渋滞もなくバス虎屋御殿場工場へ到着。工場内は撮影禁止でやむなく見るだけ
餡を作る過程、あの竹皮に包む過程も、最中の餡を皮に入れる過程さえも すべてがオートメ化されていてそのスムーズさに驚くばかり、羊羹と最中の餡の違いも初めて知った。
004_2 私は今まで虎屋の羊羹はくどいから・・・と二の足を踏んでいたが黒砂糖を使ったもの(おもかげ)とそうでないもの
(夜の梅など)との違いを聞き
 な~るほど・・・と納得。私は夜の梅が好き、(自分で買うときは何時もこれ
この工場では四季の富士をあしらった羊羹が御殿場の限定品とか、なかなか工夫を凝らしたものであった。
見学が済んで一切れの羊羹でお茶を、お土産に可愛い羊羹を頂きみんなご満悦。

009 さぁ次は御殿場アウトレットへ、
まず腹ごしらえと思ったら…ちょうどお昼時でどの店も行列、やっとすませた昼ご飯は三品の小鉢がついた焼き魚ご膳(980円)、およそ期待外れのランチタイムであった。
私ははじめて見る場内の構成に驚き文字通りおのぼりさん。どの店にも ○○%off の提示が目につく、ブランド品を買うなら此処で間に合うわぁ、と認識を新たにした。どちらを向いてもほしいものだらけ、つい先ごろまでの自分を振り返り 時の流れを感じた。でも・・・一つだけ欲しいものが・・・例の購買意欲という虫がムラムラ、しかし・・・思いとどまるこの健気さ(?)(自分を褒めてやりたい?)混み合っている店をのぞくと安いものだらけ、僅か千円で買えるTシャツがあったり、2000円以上買うと20%引きです001_2 よ、なんていうのもありで混み合うのももっとも。(内心この程度のものならわが町でも買える)同行の彼女は娘さんにとセーターを買いルンルンらしい。
私は”ジッと我慢の子”であった。(内心いつ来ようかなぁ…と)

バスの出発時刻にすれすれに駆け付けヤレヤレ、
あま~い、楽しい、そして我慢の一日であった。
今夜、眠れるかなぁ??

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2010年1月10日 (日)

つい・プレ

追加のプレゼントである。

旅行の途中冷たい空気に驚いた私を見かねてY子さんがベレー帽をくださった。
手触りがよくて色も私好みで ウム、よしよし と内心ご満悦
お陰さまで旅行中寒さしのぎに抜群の働きであった。

帰り際、おばさま、よかったら使ってぇ・・と頂いてしまった。やった~っ
皮の風合いもなかなかの手袋とともに今年の頂き物第一号。Y子さんありがとう 

002 005

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2010年1月 9日 (土)

手袋

Y子さんから手袋を頂いた。

昨年まで使っていたものが散々繕ったのについにOUT!
今年は何もかもだめになるときなんだなぁ・・とがっかり
ヨーロッパ土産の素敵なのがあるが普段使いには(内側の毛皮がかさばって
使いそびれていたので ウワぁ丁度いいわぁ と大喜び、はめて見るとちょっときついが
手の方を合わせるわ、とばかりにルンルン
”こいつは初春から縁起がいい” とばかり早速使わせていただきました。

Y子さん、いろいろありがとう。今年もよろしくね

005

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2010年1月 5日 (火)

初旅

すっかり覆われた雲にいつの間にか切れ目ができて陽が差してきた。
どの辺かしら??と窓の外を見ると な、なんと富士があっ見える見える、もう大騒ぎ、
ほんのちょっと頭がみえただけなのに
よかったぁ よかったぁ とすっかり童心に帰って、もうちょっと右右、あっもっと、もっと! 
カメラを構えて自称カメラマンはすっかりその気になってぱちぱち。・・・
051_2車が進むほどに雲を着てはいるが富士がみえだして…ワイワイ大喜び
富士はねぇ少し雲があった方が画になるのよね、なんていいあいながら カメラマンは大忙し
左手に見慣れぬ白い建物が・・・お茶でもしようかぁ~~と車を降りて見る、あにはからんやほうとうやであった、昨日開店したという 店内は何処もピっカピカ。店員も初々しく、運ばれた大き目の鍋には熱々のほうとうが、もちもちしていて当たりであった。不動ほうとう と言うそうだが名物にしては格別の味であった。

車はさらに進んで、河口湖へ なだらかなその姿はいつも見慣れているそれよりもずっと迫力があってしばしうっとり、
Siraitonotaki063 次には精進湖へ、真ん前に見える富士のお山はまるで画に描いたよう、静かな湖に優雅な富士山、いつも何処かで見たことのある絵に違いはないが・・・本物、そうなの本物なのよ、手が届きそうな近くで見るお山は一段とその輝きを見せて心をとらえた。富士を撮り続けている人がオーナーという喫茶店にはその道の達人たちが寄ってくるとか、
素晴らしい写真が自慢のその店には学習するグループが尋ねるとか、Hさんの説明つき。

翌朝は雲がかかって生憎だったが行くだけ行ってみようと本栖湖へ、曇っていなければ此処にお山が見えるんですよと。
次は 白糸の滝へ、足元を気にしながら滝壺までの細い道を下る。なんとな025 く湿った様な空気にそれを感じながら・・
つきましたよ~ Y子さんの声にひょいと目を挙げると目の前に滝うわ~っ凄いのねぇ・・思わず叫んでしまった私、
そのスケールの大きさにただ驚くばかり。ここぞとばかりパチパチ、彼も夢中でパチパチ。どちらに傑作があるかな?

次は富士浅間大社で初詣、なかなか立派なお社で初詣の賑わいがひとしお。境内近く名物の焼きそばを・・・麺の食感が
ちょっと違うようだ、これが特徴なんだなぁと頷き合いながらパクパク、伸君は此処でも健啖か。

帰途 道の駅主婦の買い物(?)Y子さんと私は俄然元気になってあれもこれもと・・何処へ行っても、ねぇ

後ろ髪を引かれるようなおもいで帰途についた。明日は雪という予報を思い出しながら改めてラッキー

素晴らしいお正月をありがとう、何時までも忘れないわ、

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2010年1月 1日 (金)

母の面影を

2010年になってしまった。
例年、年賀状をみるのが元日の楽しみの一つである
しばらく会わない人にじっと噛み締めるような懐かしさを感じる楽しいひと時でもある。
近年PCの賀状が主流になってしまったので ほとんど同じ書体の宛名であるのが気になっているのは私だけであろうか。
私はせめて宛名だけは手書きをすることにしている、それぞれの顔を思いうかべながら・・・
それも便利さの中に残された楽しみの一つではないだろうか。

食後のひと時 分厚い新聞に驚きを感じながらパラパラ目を通していたらふと面白い記事に目がとまった。
日本髪の似合う・・・”というものであったが亡くなった母は許される限り丸髷に結っていたので気がついたのかもしれない。
10人位の女優の写真が載っていた、なかに母の面影をみた顔が似ているのではないが)、”咲くやこの花”の 余喜美子、松坂慶子のそれであった。髪型が母のそれとよく似ているのだ、生活環境、時代的なものだろうが あぁ母さんはこんな風だったなぁとその記事を食い入るようにみつめてしまった。あいにく前向きだけなので手柄は見えないが…
母がつけていた紫や浅黄色の鹿の子絞りが目にのこっている。そのころはアクセサリーなんてつけなかったからそんなことが女のおしゃれの一つであったのではなかろうか。

母の面影をおった元日のひと時であった

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