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2009年11月14日 (土)

グリーンハウス

近くの県立体育センター敷地内にある”グリーンハウス”についての講演を聞きに出かけた。その昔、ゴルフ場のクラブハウスであったと聞いてはいたが、どれほどのものか未知であった私はゴルフに興味があることでもあり、善行雑学大学の肝いりと聞いての参加となった。聞くところによると

2009_111400542009_111400601932年竣工、43年海軍に、45年にはGHQの接収となった。その後68年に県立体育センターの合宿所兼食堂に変身 88年にはその機能を廃止現在に至る、というのがあらましだが、当時には全国で33箇所のゴルフ場がり アントニン・レーモンドは 東京ゴルフ倶楽部、我孫子ゴルフ倶2009_11140065 2009_11140067 楽部、相模カンツリー倶楽部、藤沢ゴルフ倶楽部の4箇個所を設計した、その中で改修もされずに現存しているのは、この”グリーンハウスだけだそうだ。藤沢ゴルフ倶楽部はその当時、日本プロ選手権も開かれたり、皇族方、各界の著名人がプレーしたりして繁栄したという程のチャンピオンコースであったそうだが戦争によってそのすべては
遠い過去のものとなってしまった

最近になってアントニン・レーモンドが手がけた本格的なクラブハウス建築の唯一の遺構であることが見なおされ貴重な建築であることとして保存運動の動きとなったようだ。この日 市長をはじめかかわるひとたちが集いあってのシンポジュウムは中々熱の入った時間であった。

終了後建物の中、庭を拝見、往時の優雅さ、美しさがしのばれ 当時におもいを馳せてこの度の運動の重要さを強く感じた。おりから庭に立った私の目を奪ったのは夕映えの美しさ木の間から遠く江ノ島あたりを思わせる夕暮れは息を呑むばかりであった。記録によると当時の13番のフェヤウェーからは富士が望められたとか、さぞや気分よくプレーできたことであろう。残念ながら現在はその面影を知るよしもないがせめて往時を偲びその優雅さ、豊かさに思いを馳せてみたい。

磨かれた床のタイルにはレーモンド夫人のデザインによるモザイクタイルが原形をとどめているのも その昔を偲ぶよすがとして誠に嬉しいことである。磨き上げたときの関係者の喜びはいかばかりであっただろうか察するに余りあるものがある 会を辞しての帰えり、坂道からは遠く江ノ島さえ望めてあらためて地の利さえ感じた。
保存して新たな息を吹き返してもらいたいと切望し 取り組んでおられる善行雑学大学のお骨折りを応援する一人である。

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コメント

当時としては、モダンな洋館だったでしょうね。

夕日もすてきです。

投稿: まゆクー | 2009年11月19日 (木) 22時00分

私もあちこちゴルフ倶楽部見ていますが決して見劣りしない(大きくはないが)ものでした。あのお蕎麦屋さんの直ぐ前です。その庭からの夕陽が綺麗でした。

投稿: furufuru | 2009年11月20日 (金) 11時13分

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