園芸講習
長久保公園で二日続きの講習に参加。一日目は藤の育て方、二日目は薔薇の秋剪定であった。
藤については 藤沢きってのその道の大家として知られるH氏、80歳とは見えない身のこなし、話し方の確実さに驚かされた、(過日、ある集まりでのH氏に対する市長の力の入れ方もさこそと思われる)ご自宅では数百鉢の藤を育てておられる由、その時期には自宅を開放されておられると聞く。私は藤には格別の思いがあるので参加したのだが、ご存知のとおりあの蔓が伸びて 伸びてそれを切るのに躍起になっていたのだがそれが大きな間違いであったと聞きビックリ(同席者の多くも同じ思いらしかった)時季が来るまで伸ばしておき秋の彼岸過ぎに元からきるのが正解、下の方から出る枝には花芽はつかない(なぜなら台木から出るものが多いから)とか、耳新しいことの多さに驚きの連続、後半は現場で枝の切り詰め方、とか花芽と葉芽の見分け方等 得ることの多い時間であった、質問が出るたびに丁寧に説明されるお人柄にも好感がもてた。私が地植えの藤を鉢植えにしたいことを尋ねると一通り説明してから、ご親切にも ”ちょっと難しいから一度家へ来てみなさい、教えてあげるから・・・”と。
頂いた名刺には藤の房が印刷されていた。
二日目は薔薇、今日の講師は長久保公園緑の相談員S氏であった。いかにも園芸家らしい素朴なご様子、的を得た説明に思わず引き込まれて時の経つのを忘れるほどであった。古い株の手入れの仕方、枝の切り詰め方、知っているようで知らなかったことの数々を、聞くそばからメモをとって久しぶりの学生気分。肥料、薬剤、についても詳しく説明されて今日も頭の中は満杯。
後半は現場で枝の切り方,古株の処理の仕方、肥料の施し方、つる薔薇の手入れ、盛り沢山のご指導に、こちらはスッカリ園芸家気分(?)でニコニコガヤガヤ,先生はさぞやお疲れであろう、忽ち2時間が過ぎて”次回は2月だな”と笑いながら、(2月は切り込みの適期とか)
我が家の薔薇はかれこれ14,5年は経っているので最近は衰えが見え始めている。
今日得た知識を早速実践しなくてはと心を弾ませて帰路についた。
陽が高い帰り道暑さも何のその、薔薇の花盛りを思い描いて足元も軽かった
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コメント
すごいですね~
専門家の話を聞いて、ますますプロになっちゃいますね。
投稿: まゆクー | 2009年9月 6日 (日) 23時45分
まゆ様
それが知らなかったことばっかりで今後いくらか役に立つかな?と思っています、
体調の悪さを何とか取り戻したくて頭を使わないですむことにでかけてみましたが帰ってみるとクタクタで使い物になりません、身も心もグロッキーです、涼風が立てば・・・と思っていますが
投稿: furufuru | 2009年9月 7日 (月) 14時45分