漬物
”おこうこ”という言葉をきかなくなって久しい。
漬物をみんな”おしんこ”というようになってしまった。
若かったころ、私の周りでは”おこうこ”といっていたのを思い出す。
今朝付けのある新聞によると”おしんこ”(お新香)とは
客をもてなすために浅漬けでその都度漬ける、いわば晴れの漬物であったとか、
これに対して”おこうこ”(お古香)とは”たくあん”に代表される
保存用の漬物であるそうな。
ついでに、汁では晴れのそれを”吸い物”、または”おすまし”というが
味噌汁は”みつけ”(実汁食)といって”お”をつけることは無いとか、
そういえば子供の頃、”おみおつけ”(下町言葉か?)といっていたのを思い出すが
これもこのごろは耳にしなくなった。
時の流れと共に いわれのある古来からの言葉が聞かれなくなっていくこの頃だが
その是非はともかく寂しいような気がしなくもない
最近我が家では漬物はこかぶのぬかづけが多いがこれは”おこうこ”だろうか?
これに対して白菜の塩漬けは”おしんこ”であろうか?
どちらも今が旬で美味しいことに変わりは無い
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コメント
そんな由来があるのですね~
白菜おいしくいただいていま~す。
投稿: まゆクー | 2008年12月24日 (水) 12時31分
お口にあってよかったぁ~~
塩が足りなかったようで今一でしたね。
今日新しく漬けました、すこし塩をまして。
お正月まであるように・・・私は塩漬けは
不得手なので中々うまくいきません。
投稿: furufuru | 2008年12月24日 (水) 19時42分