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2008年12月31日 (水)

2008年最後の日の出

2008_1231katasekaigann00012008_1231katasekaigann0002_edited1 今年最後の日の出を目指して片瀬海岸へ
辺りは未だ暗い江ノ島の灯りがキラキラ見える。
くら闇の中に連れ立った人影がボチボチ見え始めた。みんな朝日がお目当てらしい、それぞれベストポジションへ腰をおろして待つことしばし
2008_1231katasekaigann0005_22008_1231katasekaigann0008_3 東の空がオレンジになりかけ水平線がくっきり。
徐々に明るくなってきた、
一際明るい水平線に待ちわびたお日様がちょっぴり顔を覗かせ辺りは俄然明るくなって人々の感嘆の声が聞こえる。

2008_1231katasekaigann0026_2 こんな朝の移り変わりを
浅紅、朱華(はねずと読む)曙色、東雲色、と
いうそうな、
日本語の美しさを見せ付けられたようで…
フムフムと頷いた私だが”はねず”には絶句。

時刻は7時近くすっかり夜が明けて・・・
頬を指すように冷たい風に首をすくめるようにして駅への道を急いだ。

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2008年12月30日 (火)

頂き物

2008_12230001あちこちから頂き物があって宅急便屋さんが毎日、
お待ちどうさま!と元気な声をかけながら
どしんと重い荷物を置き寸暇を惜しむように
きびすを返していく。
いつも変らない笑顔と元気な声、ここへ移ってから
ずーっと同じ人だから何年になるだろう・・・
こちらも安心して受け答えのできる信頼感、
2008_122620002いまどき珍しいと感心している。
不況にあえぐ人たちが多いと聞くこのごろだから
余計に張り切って働いているのかもしれないが・・・
横浜から美味しいお肉も頂いた、そうそう
純ちゃんからの加島屋の鮭も美味しかったし
野菜も大助かり。
いくらあっても嬉しいお餅、それに下着の数々

2008_12300002 又一年暖かく過ごせそう。
我が家では舌のお正月がとっくに来てしまった。

暖かい思いやりで満腹!ご満悦の年の暮れでした。

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2008年12月29日 (月)

金柑

2008_12280001お隣から金柑を沢山頂いた、
去年より甘いのよ、と聞き一つ口へ。
金柑を生で食べるのははじめてで恐々・・・
ほのかに甘い、
へぇ~こういう味がするのネェ・
田舎ではこうやって食べるんですって・・・と。

2008_12280003私の記憶では 子供の頃風邪を引くと咳止めよといって
金柑の煎じた汁を飲まされたせいか薬に近いものと
思っていたのでそのままだべることは考えられないことであった。素朴な添加物の無い自然の恵みに改めて不思議と感謝を。一キロ対四百グラムと砂糖の割を聞き早速調理にかかる。半端な蜂蜜もついでに入れてお酒、味醂もちょっと・・・
さてどんな味になるか??煮ては消し、冷ましては煮てを2,3回2008_122820005 繰り返し
夕方近くやっと出来上がり
そっと味を見る甘い!皮がこわい!第一印象。
お隣へ結果報告がてらお裾分けに。
あら美味しい!よく煮えたわネェ・・・
先輩からお褒めに預かって・・満更でもない私

実の少なくなった金柑の木にも惜しみなく西日が当たって明日も晴れそう。

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2008年12月27日 (土)

富士と釣り人

2008_1227katase0006片瀬海岸の夕景が美しい。
遠く富士が青黒く浮かんでいる。
真っ赤な太陽が沈みかけている。




2008_1227katase0054海面がキラキラ光る
何人かの釣り人たちが黙って糸をたれている 
なにが釣れるんだろう、一向につれた様子が見えない、
それでも辛抱強く釣竿を操る釣り人たち。



2008_1227katase0051_2江ノ島からの人々が歓声を上げながら
富士に向かってパチパチ
土曜日の夕方片瀬海岸には静かな光景が
ひろがっている。

ここだけは暮でも正月でも無い静かな夕方。

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2008年12月23日 (火)

冬至に咲いた花たち

2008_12220003_22008_12220008_2冬にしては珍しいポカポカ陽気にさそわれてか侘び助咲きだして冬の庭にも賑やかな兆しがみえてきた。
水仙にも僅かな花が咲き始めてこの花の好きな私は庭に出るのが楽しみになってきた。
2008_12220012_22008_12220013_2 暖かい房州からの移植のせいかあちらで見るようには
咲いてくれないのが残念ではあるが私には待ち遠しく楽しみな時季である。
椿にも蕾がいっぱいついて赤い花びらの見えるのもそう遠くはあるまい。
塀越しに隣家のポンカンが見事に色付いて甘そう。

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2008年12月22日 (月)

届きましたよ~

なにやら大きな箱が届いた。純ちゃんからだわ・・・テープをはがすのももどかしく
あけてみると野菜がいっぱい。
綺麗な封筒に入ったメッセージにはお嫁さんの心配りの言葉がビッシリ。
2008_12220017あっ、春菊、チンゲンサイ、白菜も下仁田ねぎ、あぁすき焼きにしよう、里芋もおさつも・
あーらこれすごーい、大きなおにぎりみたいなかぶ千枚漬けにしたいくらい大きい、こんなに沢山、どうしよう・・・
丹精込めた作物が黒い土と共に板の間に広がる。珍しくやつ頭が・・・今朝、隣の奥さんとこの頃やつ頭をみないわねぇと話したばかり、
純ちゃんに聞こえたのかな(まさか~~)
早速甘く煮てみる、直ぐに軟らかくなって・・・
夕食の一品がOK.豚の角煮をしたのでチンゲンサイが早速役に立ちそう・・・

純ちゃん、有り難う、美味しく頂きますね。

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2008年12月21日 (日)

漬物

おこうこ”という言葉をきかなくなって久しい。
漬物をみんな”おしんこ”というようになってしまった。
若かったころ、私の周りでは”おこうこ”といっていたのを思い出す。

今朝付けのある新聞によると”おしんこ”(お新香)とは
客をもてなすために浅漬けでその都度漬ける、いわば晴れの漬物であったとか、
これに対して”おこうこ”(お古香)とは”たくあん”に代表される
保存用の漬物であるそうな。

ついでに、汁では晴れのそれを”吸い物”、または”おすまし”というが
味噌汁は”みつけ”(実汁食)といって”お”をつけることは無いとか、
そういえば子供の頃、”おみおつけ”(下町言葉か?)といっていたのを思い出すが
これもこのごろは耳にしなくなった。

時の流れと共に いわれのある古来からの言葉が聞かれなくなっていくこの頃だが
その是非はともかく寂しいような気がしなくもない

最近我が家では漬物はかぶのぬかづけが多いがこれは”おこうこ”だろうか?
これに対して白菜の塩漬”おしんこ”であろうか?

どちらも今が旬で美味しいことに変わりは無い

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2008年12月19日 (金)

プレゼント!

クリスマスプレゼントを頂いた。
2008_1219gatu19hi0007

一つはビーズのツリーかな?
金平糖みたいなビーズの集まりで可愛い
つまんでみたいほど・・・
もう一つはサンタさん。
これはかの有名店のお煎餅が包まれて
いるらしい、
今年初めてのクリスマスの贈り物にニンマリ
贈り物を頂くっていくつになっても嬉しいもの

お手製らしいビーズのツリーはキラキラ、どうやって作ったんだろう?
上から下から見ても判らず もしかするとと思って引っ張ってみたら
一つ輪になって抜けた・・・やっぱり・・ともう一つ抜こうと思ったが
ちょっと難しそう・・折角のを壊しては大変と中止、

サンタさんをソット空けてみる
頭の部分に お惚気豆、体の部分にかきもち可愛いサンタさん

お惚気豆大好きな私は我慢できずにひとつパクカリカリ美味しい
あっ、クリスマス当日までとって置かなくてはと慌ててもとの箱へ

Mさん有り難うクリスマスが待ち遠しい。

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2008年12月16日 (火)

後日談3

おばあちゃんから白菜を二つも、それも見事に大きいのを頂きそのままにも出来ず
鰤大根を煮てお昼前に届けた。
コタツに入って一休みしていたおばあちゃんはビックリして 

アリガト、アリガト こんなに早くから煮たのかい?
そうよぉ~おばあちゃんのお昼にと思って・・・
悪いネェ、あったかいんだネェまだ・・・

入れ物の上からそっとなでるようにして微笑む顔の優しいこと
ショボショボの目にはうっすらと光るものが・・・
喜んでくれてよかったぁ~私も務めを果たしたような気がして
Hさんの家を後にした。

今朝はちょっと寒いようだ、青いそらにフンワリと白い雲が浮かんでいる。
さぁ今日こそ書かなくっちゃぁ~~そうなの 年賀状未だ書いてないの、
いよいよタイムリミットだ、スムーズに行くように祈りながら足早に・・・

大根に始まった物語は大根で締めくくったようだ。

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2008年12月15日 (月)

後日談2

2008_12150001ピン、ポ~ンはぁ~い
出てみるとHさんのおばぁちゃん
この間はありがとうよぉとお辞儀。
いいえぇどういたしましてぇ・・・
これ食べてくれぇ・・・と大きな白菜を二つ。
うわ~大きい!いかほど?
いらないんだようぉ~この間あんなに
やってもらって助かったんだよ、
あんなにしてくれる人、他には居ないよぉ~~

2008_12150002_3 しわくちゃの顔をもっとしわくちゃにして
ピョコピョコ
有難いやら嬉しいやらで私も負けずに
ピョコピョコ

かすかに残った肩のいたみになんともいえぬ
声をかけて 包丁を入れる私、ぎっしり詰まった
白い葉っぱ、さぞや美味しいお新香につかるだろう、半分は鍋にしよう、クリーム煮もいいなぁ~
後から後から献立が浮かんで当分は白菜主導の献立になりそう。

おばぁちゃん、有り難う(肩が痛くなったことはいえなかった)

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2008年12月14日 (日)

後日談

昨日の大根洗いが災いしてか右肩から肩甲骨あたりまで痛い、痛い、
町の者には出来ないよぉ~といったおばあちゃんの言葉が思い出されて・・
う~んなるほど・・でもその時は平気だったのに・・・
そういえばアンナに沢山洗ったことは初めてだわ・・
寝返りが出来ない、医者は休みだし、ブラジャーのホックもかけられない、
あぁ・・誰かやってぇ~~というわけにもいかずこんな時不便だなぁ・・・
一人暮らしというのは・・・とりあえず痛み止めの薬を塗り捲って・・・

外は雨、丁度いいわぁ、何も考えずに骨やすみしよう 

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2008年12月13日 (土)

大根洗い

暮れとは思えない暖かい陽気に浮かれたわけでもないが近所へぶらぶら。

Hさんのおばあちゃんが曲がった腰が辛そうにせっせと大根洗い
おばあちゃんやってあげましょうかぁ~
ありがとうよぉ 町の人にはできないよぉ~
ここで引っ込んでは女がすたる??とたわしを受けとりジャブジャブ・・・
有難いことに暖かい陽射しに救われて水も温かい。
掘りたての大根の白い肌が忽ちきれいに洗われてそばの籠に
一本二本と立てかけられていく。30本ぐらいはあっただろうか

見るからに綺麗、美味しそう、鰤大根にいいなぁ・・・なんて早くもゴックン
これで100円だってここまで育てるのはご苦労であったろうに
ついでに籠いっぱいの人参も洗って・・・あぁしんど

お嫁さんがお茶を入れてくれてどうぞどうぞ。
散歩のつもりが大根洗いになって・・・
ちょっとばかり人のお役に立ったかと心は晴れ晴れ

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2008年12月 9日 (火)

朝焼け

2008_120900092008_12090005r雨戸をあけると雲、雲、雲、
あっ、いいかもしれない
とっさにカメラを持って朝の町へ。

うわ~っ寒い今朝はことさら寒いようだ。
2008_12090013_22008_12090017_2 人も通らない、カラスも飛んでいない、
只寒さだけが身を包む。

足早に目指すスポットへ。
期待したほどではないが
朝焼けだ
もう少し、もう少しと思いながら足早に・・・
中々いい姿になってくれない雲、
いらいらしながら寒い道を行く。一人二人通勤らしい人が行きかうようになってきた。
遠くまでいくに違いない・・・こんなに早くいくんだもの・・
勝手に想像しながら目は雲をお追い足は半ば駆け足で・・・
霜の降りた駐車場の車越しに濃いオレンジ色の太陽がちょっぴり覗いた、
眩しいように輝いて・・・おはよう!さぁ、一日の始まりよ
2008_12090021r さすように冷たい風が頬に・・・
手がかじかんで・・・
遠く西空に雪をかぶった
富士山が浮かんだいる。

そろそろ帰ろう
熱いコーヒーが待っている

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2008年12月 6日 (土)

銀杏

団地の庭にある銀杏が黄色にそまって秋を演出
2008_12010001_2

2008_12010003_22008_12010006_2風もなし、人影もなし
静かな秋の昼下がり
敷き詰められたような
銀杏の落ち葉がまるで絨毯のよう、
山茶花もそろそろ終わりに近く花びらが散って侘しさだけがあたりに漂う。

秋ってやっぱりさびしいのかなぁ~~

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2008年12月 5日 (金)

さざんか

2008_11280001_2 ♪ さざんか、さざんか咲いた道 
   焚き火だ、焚き火だ、
          落ち葉焚き~♪


子供の頃歌った懐かしい歌が何処からか流れてくる。
そういえば焚き火を見かけることがなくなって久しい。
くすぶる煙をよけながら下にあるサツマイモのやけ具合が
2008_11280008_2気になって去るに去られず涙したあの頃。
時代が変わって焼き芋もオーブンでOK!

よしあしはともかく あの焼け具合が懐かしいのに。

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