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2007年6月29日 (金)

大地の恵み

どしんっ! 重そうにおかれたその荷物は甥からのものであった。

つい2,3日前にお中元が届いたばかりなのに??なんだろう?
あけてみると お嫁さんのきれいな字で一筆書きが、

おば様、お元気ですか、今年も収穫の時期になりました,
今年はラ・ニーニョ現象といって空梅雨、夏は暑いそうです。
体調にご注意を
 と・・・
当たり前の言葉だが・・嬉しい!心配してくれてありがとう。

2007_06270008_1 そして 大地の恵み がギッシリ!
ジャガイモ、たまねぎ、パセリが、
紫蘇の葉 
も。
おひるのおそうめんにはお薬味が 
いっぱいいただけそう。

珍しくもないものだが 彼が丹精した
収穫品と思うとじ~んと胸が熱くなる。

亡き息子と一緒に子犬のように 
じゃれていたあの子がねぇ~~と感慨もひとしお。

あの子も大人になったんだわ。お嫁さんもいるんだもの、ネ。

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2007年6月27日 (水)

さくらんぼ!!

ピン ポ~ンは~い! 出てみるとにこやかなOさんの顔。

これ、山形から今朝届いたの、ちょっぴりだけどお裾分けよ。
2007_06270005 差し出された手には 
輝くばかりのさくらんぼが・・・

うわ~っ、さくらんぼ
思わずパチ パチ パチッ! 

ルビーみたい、まん丸、きらきら、
みずみずしく、かわいい!
どう表現したら いいだろうか、
憧れにも似た大好きなさくらんぼ
洗うのも忘れて ひとつつまんでみる。
プチッ! 口の中ではじけて あまーい、ちょっぴりすっぱい
そして・・・昔のはかない思い出がともに口の中に広がる。

あっ、種!これをまいたら 花が咲き、やがて実がなるかも??
そうしよう、私はすっかりその気になって庭の隅にそーっと埋める。
やがてなるかも知れないさくらんぼを夢見て・・・

沢山なったらどうしよう?あの人にあげようそうそうあの人にも・
Oさんにもあげなくちゃぁいけないわねぇ、なんて夢は限りなく膨らんで・・・

もうひとつつまんじゃおう、プチッあぁ おいしい

今日はいいことありそう・・空は真っ青! 

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2007年6月25日 (月)

雨の朝に

雨もよいの朝の道には人影もない。
ついこの間まで咲き誇っていた紫陽花は
見る影もなく色褪せてしまった。
Hamayuu_001_edited1  

やや行くと
Tさんの玄関先に
浜木綿がさわやかに
その姿を
風にゆだねている。

 

 

  

垣根には くちなしがあるかなしかの2007_062520011
香を漂よわせて・・・
まだ咲き揃わないのか数もまばら。

                                      

 

Kikyou_010_2 万葉のころには朝顔と
呼ばれたという桔梗は薄紫に
花びらには深い切れ込みを見せて
こころもち傾いて咲く。

秋にはなくてはならない
優しい花のひとつであろう。

雨はどうなったのだろうか、 
降るのだろうか?降らないのだろうか?

お荷物になった雨傘を邪険に振り回して やや足早に家路を急ぐ私、

やっぱり降られるのを気遣っているのかもしれない

  

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2007年6月23日 (土)

夏みたい!

梅雨なんかどっかへ行っちゃって020
真夏のような青空、
白い雲がむくむく湧いて・・・
空はもう夏!                     

013a

  

 

 

 

駅への遊歩道には夏の花ダリアがまっかに燃えて情熱的。
道行く人の目を引く。

例年この辺に咲く
メドセイジが今年もまた元気にお目見え。
誰も手いれしないのに よーく咲くのねぇ、012  なんて
話しかけながら行くと


アカパンサスがそらにむかって
すっくとたちあがっている 
みんな元気。

016a_2 そうよ、梅雨なんか飛んでいけ、
もう夏至だもの、

ぎらぎら太陽が眩しい!
夏がもうそこに・・・ 
 

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2007年6月21日 (木)

江ノ島

久しぶりに江ノ島へ2007_06190003_2

よく晴れていたのに 急に曇ってきてどんより。ウイークデーのせいか人もまばら。

持参のサンドイッチを食べていると知らないおじさんが自転車を止めて、おいしそう!と親しげに話しかけ、隣へ座る。
 
今 ペットポトルを流してきたんですよ~~

へぇ、どうして? 

手紙を入れてね、だれがひろってくれるか楽しみでね。

何処へ着くんでしょうねぇ?

この前はね ハワイのオワフ島へ着いたんだよ。

えっ、ハワイ?あのハワイ? 

そうそうあのハワイ。拾った人はキルト作家でね、大きなタベストリーを送ってくれたんだよ。  

へぇ~~そんなことあるの?流す話は聞いたことあるけど後日談を聞くのは初めてだわ、なんだかロマンチックですねぇ。

そうなんだよ、それ以来楽しみでねぇちょいちょいやっているんだよ。女房はやめろ、やめろと言うけど。
 
2007_06190007_edited1 知らない人が親しげに話しかけるのをいぶかしく思っていた私はまんざら悪人でもなさそうだな・・・なんて感じだして

 

 

 

何処からいらしたの? 

うん、寒川。

えっ どのくらいかかるんですか?

そうだなぁ 40分ぐらいかな・・・と。
 

私が差し出した飴をつまんで

そろそろ帰ろうかな、女房が待ってるから・・・2007_06190008_edited1_1

人懐こい笑みを浮かべて軽々と自転車にまたがり じゃぁ、また、いつか会うかも知れないね。  
 
彼の愛車はマウンテンバイクというのだろうか ピカピカの素敵なものであった。彼の手紙は何時、何処へ着くのだろうか??

ふと、ロマンを感じた夕暮れの海岸で。

  

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2007年6月18日 (月)

散歩道

雨模様の朝、買い物がてら散歩に。

見上げるような大木のざくろに思わず足を止める。オレンジ色の花がいっぱい。
やがて実になる前のひと時、思いっきりおしゃれして通りがかりの人に
語りかけているかのような風情。 あまりきれいなのでパチリ!

通りすがりのおじさんが

これなんだっけ?

ざくろですよぉ~

あそうそう、俺もカメラやってんだよ、ほら・・・

なんてかばんから デジカメを取り出してみせる。
花は知らない人とでも会話がはずむの。

 

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2007年6月13日 (水)

おのぼりさん

2007_06120070_1 東京へのおのぼりさんツアーの最後はかの有名な ミッドタウン。
六本木 六本木というからあの賑やかな六本木を想像していたのに 
ハイッ、ここです。 と降ろされた所は大きな公園のまんまん中、
おのぼりさんよろしくあたりをキョロ、キョロ、へ~ これなの?? 誰もが拍子抜け。

今風の若者たちが声高にしゃべりながら我がもの顔に通り過ぎていく。
年寄りの来るところじゃぁないわねぇ、小声でつぶやきながらエレベーターで入り口へ。

どの店にも ブランドもののバッグ、靴、洋服、が並べられている。
まるで外国へきたような錯覚、店内は店員だけ、いつ売れるんだろう??なんて
野次馬根性、ひがみ丸出しでひたすらぐるぐる歩きまわる。

2007_06120073_2 かっては好んで買いあさった渦中の自分を振り返りながら、今出るのはため息ばかり。

 

 

 

 

かすかな購買意欲(?)を満たすかのように 有名なパン屋へ。
2007_06130001_3 パンの好きな私でもあまり見たことのない品揃えはまるでおとぎの国へ来たよう。
ブルーベリーを入れ込んだ始めてみるそれはいかにもおいしそう。
白い生地のなかにマーブルのように薄紫の生地がながれてまるで絵のよう。
飛びつくように買い、好きなバケットも買い・・・これで満足?・・・か?

地下のスーパーも普段見ているのとはだいぶ違って高級レストランへ入ったよう。

おいしそう~~。

ささやかにアイスクリームを食べながらおのぼりさんの旅もこれで終わり。

外はまだ明るい、さすがに風は少しひんやりしてきた。築地で買ったお魚が気になる。

さあ早く帰りた~い。

                               
 

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2007年6月 3日 (日)

紫陽花展へ

3日間続いた重労働(?)に疲れ果ててしまったが
紫陽花展が3日までと聞き しぶしぶ出かける。

休日でもあり 最終日でもあるので人、人、人で人影をさけてカメラを
向けるのは至難の業。

一般に言う紫陽花は がく紫陽花の花序全体が装飾花に変化したものだと聞く。
この会場は山紫陽花(原種か?)が殆どで極めて控えめな 姿が多い。
色も押さえ気味だし、サイズも小さめ、だからこそ愛好家には好まれるのかも知れない。

人の影をよけながら数枚をパチリ、パチリ。
再生してみてもあまりよくない、折角来たのにと心が焦る。
体調が思わしくないときは何をやってもままならないもの、半ば諦めて会場を後にする。

6月というのに五月晴れ陽射しがまぶしいとても梅雨近しとは感じられない空模様だが
時計を見たら、お昼にちかい、大船へ出てランチにしようか、
バス停には 何人もの行列、
腹時計は12時をとっくに過ぎているのに、バスはまだ来ない。

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