朝の公園
昨夜の雨が嘘のような春の陽射し。近くの公園には 未だ人陰もない。
桜の大木には花がビッシリ、朝の陽射しを受けて薄紅にひろがる。
時々吹く風にひらひらと舞う花びら。早くに咲いた花に違いない、
足元の草むらにはタンポポ、いぬふぐりが・・・
その上に 花びらが舞い降りて柔らかなピンクが彩を添える。
そろそろ花も終わりに近いのか・・・
よく見ると幹の間にはチッチャな葉がちらほら。
昔習った”葉桜”の小唄がサッとかすめる。
勤めに行くのであろうか 若い娘が急ぎ足で通り抜けていく。
そうかぁ~ 駅への近道なんだわ ひとり頷きながらぶらぶら。
かすかにパンの焼ける匂いがただよう パン屋が近い、
フランスパンは焼けているかなぁ~~
香ばしい匂いに誘われるように足はパン屋への坂道を・・・
さぁ、帰ってコーヒーを入れよう・・・陽射しに誘われた春の朝。
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