« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月29日 (日)

そらまめだいすき!

宅急便ですよ~
聞き覚えのある声に出てみると”来ましたよ、お待ちかねが”と。
 
躍る心を抑えながら 封を切る。
 ウワーッ!ソラマメ!大きな鞘がダンボールの中にきれいに
並んでいる。こんなに買ったら大変、(思わず主婦のさもしい金銭
感覚が首をもたげる)早くゆでて・・・そうそう お父さんに上げなくちゃぁ、
5,6本を鷲掴みにして仏壇へ、チーン!”お父さん、届きましたよ、館山から、今年も・・・”
言葉にならない声で 南無、南無、南無。

お隣へも 普段お世話になるから・・・目を丸くしてお隣の奥さんが
”えっ、こんなに?自分のはあるの?早速お昼に頂くわ” と矢継ぎ早に
奥のほうでご主人が ”有難う!”

さあこれから私の番、はやる手元を気遣いながら塩茹でに、
ビールの苦手な私は お茶とソラマメ。
あぁ、おいしかったぁ・・・房洲の味。初物を頂くと75日ながいきすると
いうが私にも効くかしら?

叔父,叔母が逝き、従兄弟が逝き、その又息子に続く心づくしが嬉しい、
亡き父は今頃ビールとソラマメで悦に入っているかな?

なんとなくほっとした 日曜の朝のひと時。

    2007_04290002

| | コメント (2)

鯉のぼり

 朝の散歩、昨日の疲れか気分は今一、重い足を励ましていつもの道を・・・
 例年のようにSさんの庭に鯉のぼりが・・・あれ、去年より数がましたようだ。
お子さんが生まれたとも聞かないが・・・
生憎の曇り空にもかかわらず 悠々と泳ぐ鯉のぼり、
口いっぱいに風を吸い込んで まさに皐月の鯉の吹流しである

 少し行くとTさんにも鯉のぼりが泳いでいる。
あら、こちらのは金銀のうろこ、昔とは大分様変わりしているようだ。
こちらへきたら風が変って鯉の泳ぐ様子が違う。
数は少ないが金銀きらめいてこれもまたよきかな、か。

 道端には いちはつが花盛り、見なれぬ花が側溝沿いに一本。
おだまきではないかな?こんなところに人知れず咲く濃い紫、

 さわやかではないが 日課の朝の散歩、
朝一番に作ったポテトサラダにも味が馴染んでいよう。
あぁ、コーヒーが、バケットが待ってる。ヤッパリ朝はヤッパリさわやかが良い

   2007_042828hi0014
  2007_042828hi0031        2007_042828hi0040          2007_042828hi0020              

| | コメント (2)

2007年4月24日 (火)

重文に指定ですって・・・

隅田川下流にかかる勝鬨橋、清洲橋、永代橋を重要文化財に
指定するように答申した、と新聞紙上で読み ええっ!
子供の頃育ったあの辺がクローズアップされて心が躍った。

橋の真ん中が上がるんだってぇ~、落ちないのかしら?
ちゃんと元どうりになるのかしら?なんてその頃 大人も子供も
勝鬨橋の開閉を話題にしたものだ。

浅草へ行く時は 両国から舟に乗って吾妻橋へ、
(その頃はポンポンと音を立てて行くのでポン、ポン蒸気と言っていた)
その航路(?)に架かる橋の数々、私の一番好きな橋は清洲橋。
大きくうねるカーブの美しさ、今でも薄れることなく青空に映えている。
他の橋とは違ったその姿に驚かされたり、見とれたり、感心したり。
その頃聞いた話では ドイツの技術による特別の施工と聞いた。
子供のことだから 未だ見たことも無いドイツと聞いただけで
ビックリしたのを今でも明確に覚えている。

近年、ベーブリッジができたが あれは清洲橋を真似たに違いないと
一人で思っている私である。

両国を離れてからも何回と無く隅田川を下ったりするが
そのときはいつも 清洲橋!清洲橋!
と声を上げたくなるほどに興奮するのが常である。
わが街の誇り 清洲橋!隅田川に架かる橋の中で一番美人の清洲橋!
  重文指定!バンザイ!

お隣から柏餅が届いた、あぁ、もうお節句なんだわ、
ほんわりひろがる餡の甘さ、ほろ苦いお抹茶、幸せいっぱい!

   2007_042420001 2007_042420003                 

| | コメント (2)

2007年4月21日 (土)

藤が咲き始めましたネ

すみれ すみれと 目を奪われていたら
いつの間にか 頭の上には藤が垂れさッがているではないか

ここへ移って来た年に植えたからかれこれ12,3年経つ。
その割には立派ではないが毎年 ”思い出”を咲かせてくれている。
私にとっては 忘れられない花の一つ。
今頃はあちらでも咲き誇っているに違いない。
 
ふと見るとその隣に なっ、なんと・・梅の実が チッチャな チッチャな
ちょっと薄赤みがかったその実が 一つ、二つ アッまた あったぁ、三つ、
ウワァ!いっぱい!よーしっ、今年も漬けるぞぉ~~。
あぁ、この間、花を楽しんだばかりなのに・・・
季節が流れているのを実感した瞬間。

 旧友が胃カメラで検査したと電話”お嬢様奥さん”だから大騒ぎ、
2日もふせっていたのよ~~と。
私が半年に1度は受けているといったらよく死なないわねぇ~~ですって・・
検査で死んでたまるか~~ですよね。
 梅が熟れる頃までには彼女にも逢いたい、あまり皺が増えないうちに。

                     Umenomi_0004 2007_04210002                  

| | コメント (0)

2007年4月15日 (日)

すみれ、すみれ、すみれ。

 ♪♪すみれの花咲く頃~~♪♪

少女の頃 夢中で通った宝塚、男装の麗人に憧れて お小遣いは みんな宝塚!
楽しく 儚い ほろ苦い思い出がいっぱい。

春になって紫色のすみれが彼方此方に見え出すと 心はいまも宝塚!
男の人を愛するにはまだ~~、 そこへ行き着くまでの
通過点みたいなものだと 先輩に言われたことが今でも記憶のどこかに潜んでいる。
昔々の懐かしい思い出。

今年もすみれが咲き始めた。我が家の庭にはなぜか丸い葉の紫花、
今朝の散歩で見つけた私が大好きな花、細いとがった葉のすみれ、
おなじ紫なのに 私はこっちが好き!
いくつも摘んで帰った、
どの鉢にしようかなぁ~~?迷った挙句 結局庭に決めた、
ここは日当りが良いから・・・忘れないように名札も立てて・・・
来年は一杯にふえてくれるだろう。

♪すみれの花咲くころ~♪ が楽しみ。

  2007_04100002a         2007_041220001a          2007_041220002a          2007_041220003a          2007_041220004a_edited1

| | コメント (2)

2007年4月 6日 (金)

朝の公園

昨夜の雨が嘘のような春の陽射し。近くの公園には 未だ人陰もない。

桜の大木には花がビッシリ、朝の陽射しを受けて薄紅にひろがる。
時々吹く風にひらひらと舞う花びら。早くに咲いた花に違いない、
足元の草むらにはタンポポ、いぬふぐりが・・・
その上に 花びらが舞い降りて柔らかなピンクが彩を添える。
そろそろ花も終わりに近いのか・・・
よく見ると幹の間にはチッチャな葉がちらほら。
昔習った”葉桜”の小唄がサッとかすめる。

勤めに行くのであろうか 若い娘が急ぎ足で通り抜けていく。
そうかぁ~ 駅への近道なんだわ ひとり頷きながらぶらぶら。

かすかにパンの焼ける匂いがただよう パン屋が近い、
フランスパンは焼けているかなぁ~~
香ばしい匂いに誘われるように足はパン屋への坂道を・・・
さぁ、帰ってコーヒーを入れよう・・・陽射しに誘われた春の朝。

  2007_04050005         Hazakura0008          Sakurasinnme0021          Tirusakura0014

| | コメント (0)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »