今日は卒園式予行とあって子供たちはソワソワ。
パチ、パチ、パチという拍手に迎えられて席に着く私たち。
卒園、4月には小学校入学という晴れの舞台に備えての準備第一歩。
名前を呼ばれた子が”はいっ”と元気に応える。
教えられていたのであろう すっくと立ち上がり足を弾ませ園長先生の前へ。
両手で受け取った賞状を大事そうに抱える子供たち、どの子も照れ笑い
園長先生はニコニコ、担任の先生は(多分)ハラハラ、列席の私たちはウルウル。
それぞれの子が 将来の目標を大声で発表、
プロ野球、サッカー選手、ケーキ屋さん(女の子の夢)お医者様、
タレントなんて言う子もいて微笑を買う。
やがて花のトンネルをくぐって卒園児童が退場。
無事に済んでよかったぁ~~みんなそう思ったに違いない。
驚いた事に担任の肝いりで”刺繍”に 卒園児童が挑戦している事だ。
6歳児ですよぉ~男児もですよぉ~、小さな手でチクチク刺す
その仕種の可愛さに思わず目頭が熱くなる。
ハンカチぐらいの布にそれぞれの家族の似顔絵を描き好みの色糸で
アウトラインステッチ。よろけたり、引っかかったり、長い糸に四苦八苦、
お母さんたちもこれをみたら多分感激する事だろう。
そして何年か後に子供たちはどんな思いでこれをみるだろうか?
タイムカプセルに入れて置きたい位である。
子供たちの苦労は勿論だが 指導する先生の”思いつき、忍耐”にただ、ただ脱帽。
保育に携わる先生方に望まれるのは”優しさ”のみではなく”忍耐”という事が何にもまして
大事なことであるのを知らされたことである。
お昼をご馳走になり今日のお遊びは終り。
みんな素直に元気で良い子に育って貰いたい、
そして 先生方にご苦労様、誇りを持って続けていただきたい、と願いながら
万感の思いで感謝を捧げ 園を後にした。
外は春風,温かい園の催しに感謝した心あたたまる一日であった。
(画像をお見せできないのが残念、とても可愛かったのですが、
防犯上の理由で撮影はすべてお断りでした)
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